緊急手術③
(寒椿のお菓子がもう並んでますね) さて、恐怖や緊張もないままばたばたと始まった手術ですが 手術室に入った瞬間に恐怖が襲ってきました。 手術室の独特の雰囲気が・・・ だだっ広い空間の真ん中にぽつんと青い手術台があって 部屋の大きさと台の小ささの違いがあまりにアンバランスで凄く不思議な感じで・・・ とにかく無機質で異空間な感じ。 うながされるまま手術台に寝転んだら左右ぎりぎり; どうしてあんなに幅が狭いんだろう;; 台に寝転ぶと様々な方々から酸素マスクやらチューブやら色んなものを一斉に取り付けられて わーっ;ドラマみたい!! と思ってたら麻酔が効いてきて意識がなくなりました。 これがまた怖くて・・・ ずっと前からもし麻酔することになったら・・・と想像すると凄い恐怖を抱いたから; だって薬で一瞬で意識なくされるなんて信じられない><; 飛行機が空を飛んでるというのと同じような恐怖心(私の中で) 嫌だ!と思いつつもすぐ意識はなくなって 次意識を感じたのは 「か・・・身体が動かない・・・!!」でした。 意識はあるんだけど身体を動かすことができないってやつです。 金縛りみたいなやつ。 いままでの人生の中でも普通に寝てて(うたた寝してたりしたとき)そうなったことが数回あるのですが あの感覚が本当に嫌いで 人によってはそうなったときは身を任せてそのうち動くのを待つ、別に嫌じゃないけど・・・という人もいるけど 私は怖くてどうにかして体を動かそうと抗おうとしてしまって; なので、体を動かしたい!でも動かない!!パニック!!!な麻酔あけでした。 そのうちに人の声が聞こえてきて(体動かない!状態のときは音も聞こえない) 病室に運ばれているのが分かって完全に意識が戻りました。 最初にとびこんできた声は 「もうすぐ6時です」という男の先生らしき人の声 「えっ、そんなにかかったの!?」 と思ったのを鮮明に覚えてます。 麻酔はほんとに人によって様々だと思うのですが 私は抜けるのが早いみたいで すぐに会話のやりとりとかはっきりできました。 でもそれからすぐにやってきたのが激痛です・・・(;o;) 「痛い、痛い!!」とたまらず訴える。 看護師さんから「痛みの度数1から5で表すと今どれくらいですか?」と聞かれて どうだろう・・・と考える間もなく 「5です!5!!」と即答でした^^; 手術によっては硬膜外麻酔という術後の痛みを和らげる麻酔を事前にすることもあるみたいなんですが なぜか私にはその選択肢をあたえらなかった・・・ すぐに痛み止めの点滴をしてもらって痛みは大分和らいで一安心。 その晩は足にはなんかマッサージするような機械を、 腕には自動で血圧を測る機械を取り付けられていて それが数時間おきに シュコシュコシュコシュコ ブシューーーと大きな音をたてるので ほとんど眠れなかったように思います
大部屋だったので 他の人もさぞ迷惑だったことでしょう・・・>< すみません;; あと身動きがとれず、ずっと同じ姿勢で寝てるのでめちゃくちゃ腰が痛くて辛かった~~(*ToT) (数日後に腹腔鏡で手術したらしき人は手術した日の夜でも 看護師さんをよんで寝返りさせてもらっていたので羨ましかったな・・・) それでも術前に苦しまされた出血は一切感じなくなっていて 心底ほっとしたのを覚えています。
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